BBANALY プロ野球データ分析

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2018得点圏で通常時と異なる成績を残した選手ランキング

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得点圏打率が通常の打率からどれだけ離れているのか、を基準にランキングを作成しました。

といっても、得点圏打率 ÷ 打率 等の計算ではなく、

 

2018年度パ・リーグ打撃個人成績 得点圏打率ランキングのサイトからデータをいただきます。得点圏打数を試行回数n、打率を確率pとして二項分布(n, p)を考えます。二項分布の平均と標準偏差はnp, √npq なので、求めることで、正規分布に近似ができます。そして、下側累積確率Pと上側累積確率Qを求め、1 - 2min(P, Q)が得点圏で通常時と異なる能力を持っている確率になります。

 

以前書いた記事と同じ方法を使っています。

なお、便宜上得点圏で通常時よりも良い成績を残すことを「チャンス〇」、その逆を「チャンス×」と表現することにします。

それぞれ上位5人を貼っていますが、チャンス●の部分が小さいほど、その確からしさは小さくなるので、各個人で基準を持って数字を見る必要があります。ちなみに有意水準を5%として考えると、チャンスに強い人も弱い人もいないという結果になります。

 

1、パリーグチャンス〇

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2、セリーグチャンス〇

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3、パリーグチャンス×

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4、セリーグチャンス×

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こんな感じになりました。

あくまで単年での評価なので、来年以降の再現性はほとんどありません。